島岡 達三  Tatsuzo SHIMAOKA  1919~2007

大正8年(1919)10月27日東京都港区生まれ。昭和16年東京工業大学窯業学科を卒業。出征して復員後、人間国宝・浜田庄司に師事する。栃木県窯業指導所勤務を経て、昭和28年34歳の時益子に登り窯を築き独立、本格的な創作活動を始める。縄文土器と李朝三島手を融合させる技法で、組み紐を周囲に転がし、化粧土を埋める独自の作風「縄文象嵌」を確立する。日本民芸館賞、日本陶磁協会賞金賞を受賞。栃木県文化功労章・名誉県民。日本民芸協会理事。平成8年「縄文象嵌」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。平成15年第40回記念島岡達三陶業展を開催する。平成19年(2007)12月11日宇都宮市で歿、88歳。


  
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